2021年4月18日(第16号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 小室正彦兄 | |
第2礼拝司会 : | 黒羽 徹兄 | |
奏 楽 : | 神野真理姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番 (黙想) | |
聖書 | ヨハネの福音書21章15~19節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「生涯わたしを愛しなさい」 | |
齊藤副牧師 | ||
献金 | 361番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「生涯わたしを愛しなさい」
副牧師 齊藤 耕
よみがえられた主イエスが、三度目に弟子たちに現れたのは、彼らの故郷ガリラヤ湖畔においてである。かつてペテロはこの湖で、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」との主イエスの召しを受けた。今ここで、主は改めて彼にご自身への献身を問われる。食事を終えた主イエスと弟子たちは、湖畔を歩かれた。そこで、主はシモン・ペテロに「あなたは、この人たちが愛する以上に、私を愛していますか。」と問われる。シモン・ペテロは、「はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。」と答えた。再び主は同じように問われたのでペテロも同じように答えた。しかし、三度目にも主が問われたのでペテロは心を痛め、「はい」の言葉は述べず、「主よ、あなたはすべてをご存じです。」と答えて、「あなたは、私があなたを愛していることを知っておられます。」と言った。三度の問いかけによって、主を三度否定したあの失敗を思い起したであろう。しかし、主はすべてご存じで、彼を召し、彼に問いかけ続けた。彼が、何度でも主への愛を告白できるように。そのような彼に、主は「わたしの羊を飼いなさい。」と働きを委ねられたのである。
更に主は、ペテロの老後においても語る。若い頃とは違い、いろいろなところで自由が失われていく。しかし、主はそのような中でも、彼の生涯を通してご自身の栄光を現わそうとしておられるのである。