Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
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2021年5月16日(第20号)
聖日礼拝
第1礼拝司会 :横田 眞兄
第2礼拝司会 :黒羽 徹兄
奏    楽 :峯 弥生姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番 (会衆賛美)
祈り
賛美298番 (黙想)
聖書ヨハネの福音書2章13~22節
牧会祈祷牧師
説教「失われた祝宴を前に (2)」
喜多副牧師
献金257番 (黙想)
頌栄*賛美歌541番 (会衆賛美)
祝祷*牧師
後奏
報告
(*の部分はご起立下さい。)

「失われた祝宴を前に」

副牧師 喜多大樹 

 「この神殿を壊してみなさい。わたしは、三日でそれをよみがえらせる」。主イエスがこの日語られたもうひとつのことばに私たちは心を向ける。
           *
 神の宮を「父の家」と呼んだ主イエスは、この場所で「商売の家」をことごとく追い出した。その光景は凄まじく、弟子たちは「あなたの家を思う熱心が私を食い尽くす」という旧約のみことばを思い起こすほどだった。何が、御子イエスの心をここまで突き動かしたのだろうか。この猛烈な熱心によって、神の宮 (神殿)はどうなってしまったのか。私たちの問いを代表するかのように「ユダヤ人たち」はイエスに尋ねる。「こんなことをするからには、どんなしるしを見せてくれるのか」と。この質問に主イエスは「壊してみよ」と答えられたのである。さらに彼らは問いかける。「この神殿は建てるのに四十六年かかった。あなたはそれを三日でよみがえらせるのか」
 神の民は悟らない。イエスの言われることを理解できない。「壊される神殿」の意味が分からない。
           *
 もう再び、私たちはこの出来事が「過越の祭り」を目前にして行われたことを思い出す。
 出エジプトにこう書いてある。「父の家 (*直訳)に羊を、すなわち家ごとに羊を用意しなさい。…あなたがたの羊は、傷のない一歳の雄でなければならない。…あなたがたは、この月の十四日まで、それをよく見守る。そしてイスラエルの会衆の集会全体は夕暮れにそれを屠る。…この日は、あなたがたにとって記念となる。あなたがたはその日を主への祭りとして祝い、代々守るべき永遠の掟として、これを祝わなければならない。 (出12:3-14)」
           *
 この日、洗礼者ヨハネによってかつて証言された「神の子羊」が過越の祭りのために「父の家」に入場する。

9時25分から第1礼拝をライブ配信します。第1礼拝終了後はその動画(録画)をご覧になれます。(このウィンドウで表示します)


説教の音声をお聞きになれます。
音源(音声ファイル)は上の映像とは別のものです。


【5月の暗誦聖句】
人間の心を探る方は、御霊の思いが何であるかを知っておられます。なぜなら、御霊は神のみこころにしたがって、聖徒たちのためにとりなしてくださるからです。 (ローマ人への手紙8章27節)