Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
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2020年5月24日(第21号)
聖日礼拝
司会 :齊藤 耕 師
奏楽 :臼倉ゆり子姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番
祈り
賛美*298番
牧会祈祷牧師
聖書ヨハネの福音書1章29~34節
説教『私のところへ』喜多副牧師
献金121番
頌栄*541番
祝祷*牧師
後奏
(*の部分はご起立下さい。)

「私のところへ」

副牧師 喜多大樹 

 第一日、"荒野"で呼ばわる声があった。人々の賑やかさ、華やかさからかけ離れた静寂の場所で「主の道をまっすぐにせよ」と叫んでいる。静けさの中に、神のことばが満ちている。しかし、様々な声が私たちの耳を支配している。強き御声を打ち消すほどの音が私たちを取り囲んでいる。イザヤの"声"は荒漠の大地に退き、すべての人を照らすまことの光を証言する。
 その翌日、荒野の預言者は自らに向かって来るひとりの姿を認める。祭司やレビ人ではない。パリサイ人たちから遣わされた者でもない。
 「見よ、世の罪を取り除く神の子羊。」と洗礼者ヨハネは証言して言う。彼の、この告白/証言は誰に対して語られているのだろうか。おそらくそれは「彼自身」であり、みことばを前にしている「あなた」である。しかしこの証言台には、ヨハネのもとへ向かう主イエスがおられることも見落としてはいけない。「彼自身」と主イエスとの間で。「あなた」と主イエスとの間で確認する一つひとつを見るよう、この日、招かれている。「あなたがたの中に、あなたがたの知らない方が立っている(1:26)」と指摘した彼自身が「私自身もこの方を知りませんでした」と告白している。彼は彼自身に語りかけ、自らの「見た」ことを確かめている。今日、私たちは私自身に、主イエスについて何と語りかけたらよいのだろうか。
 ヨルダンの川向こうのベタニアにいたヨハネのところへ主イエスが来ようとしている。
 第二日が始まる。

礼拝の映像をご覧になれます。(動画は繰り返し再生されます)


説教の音声をお聞きになれます。
音源(音声ファイル)は上の映像とは別のものです。


【5月の暗誦聖句】
心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされる。 (箴言3章5~6節)