Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
Home > 聖日礼拝 > 2023/03/05
2023年3月5日(第10号)
聖日礼拝
第1礼拝司会 :熊谷 剛兄
第2礼拝司会 :小澤雅信兄
奏    楽 :風間美穂姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番
祈り
交読文ヨハネの福音書15章1~12節
賛美*11番
牧会祈祷牧師
賛美*262番
聖書マルコの福音書6章14~29節
説教「洗礼者ヨハネとヘロデ」牧師
献金361番
頌栄*541番
祝祷*牧師
後奏
報告
(*の部分はご起立下さい。)

「洗礼者ヨハネとヘロデ」

牧師 齊藤 耕 

 主イエスの名が知れ渡り、ガリラヤの領主ヘロデの耳にも入った。するとヘロデは当惑し、「私が首をはねた、あのヨハネがよみがえったのだ。」と言った。
 もちろん事実は違う。しかし、ヘロデの罪責感と恐れが、そう思わせていたのだろう。このヘロデは、ヘロデ大王の息子ヘロデ・アンテパスであるが、彼は自分の妻を追い出し、異母兄弟ピリポの妻ヘロディアを自分のものとしていた。それに対して、バプテスマのヨハネは、「あなたの兄弟の妻を自分のものにするのは、律法にかなっていない」と言い続けた。それは命がけの行為である。しかし、ヨハネは人を恐れず神を恐れ、真理を語り続けた。
 ヨハネの言葉に恨みを抱いたのはヘロディアであった。殺したいとまで思い、できずにいた。それは、ヘロデがヨハネを正しい人と知り、牢獄にはつないでいたが保護していたからである。彼自身はヨハネの教えを聞いては、当惑しながらも喜んで耳を傾けていた。しかし、悔い改めることは無かった。
 そんなある日、ヘロディアにとって良い機会が訪れた。ヘロデの誕生日に祝宴が設けられ、ヘロディアの娘が躍った。するとヘロデは、「何でも欲しいものを求めなさい。おまえにあげよう。」と言ったのである。この娘は、母にそそのかされて、バプテスマのヨハネの首を求めた。ヘロデは非常に心を痛めたが、列席者の手前もあり、自分が誓った通り、彼女の望むバプテスマのヨハネの首を与えたのである。

9時25分から第1礼拝をライブ配信します。第1礼拝終了後はその動画(録画)をご覧になれます。


説教の音声をお聞きになれます。
音源(音声ファイル)は上の映像とは別のものです。


【3月の暗誦聖句】
キリストは自ら十字架の上で、私たちの罪をその身に負われた。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるため。その打ち傷のゆえに、あなたがたは癒やされた。(ペテロの手紙第一 2章24節)