2024年5月12日(第19号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 横田 眞兄 | |
第2礼拝司会 : | 風間岳志兄 | |
奏 楽 : | 小澤良子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
主の祈り | 週報をご参照ください | |
賛美* | 67番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 313番 | |
聖書 | マルコの福音書10章46~52節 | |
説教 | 「救いに至る信仰」牧師 | |
献金 | 333番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「救いに至る信仰」
牧師 齊藤 耕
主イエスが、弟子たちや多くの群衆と共にエルサレムに向かいエリコを出発すると、道端にバルティマイという名の盲人が物乞いをして座っていた。彼は、ナザレのイエスが通られると聞いて、「ダビデの子のイエス様、私をあわれんでください」と叫んだ。彼は目が見えないので、主イエスとの距離がわからない。どうしても立ち止まって欲しかったから叫び続けた。人々は彼を黙らせようとしたが、彼は、ますます叫んだ。叫ぶことしかできなかった。
その叫びが主イエスに届き、主は人を遣わして、彼に声をかけられた。「心配しないでよい。さあ、立ちなさい。(主が)あなたを呼んでおられる。」彼は、まだ主イエスの声を聞いていない。しかし、彼は、その言葉に信頼して、上着を脱ぎ捨て、躍り上がって主イエスのところに来た。上着は、道端に座る彼の身を守る物。その裾を広げ物乞いをする道具でもあっただろう。しかし、もう必要はないと。彼は、既に恵みを得た者のように喜んだ。
そのような彼に、主イエスは「わたしに何をして欲しいのですか。」と尋ねられる。主イエスは彼の願いをご存じであるが、彼自身が、自分にとって、最も必要なことを心にとめ、信仰をもって、それを主イエスに伝えることが大切だからである。そして、彼は率直に「先生、目が見えるようにしてください。」と主イエスに願った。
そこで、主イエスは「さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを救いました。」と言われた。すると、彼は見えるようになり、エルサレムに向かう主イエスについて行った。