| 2025年1月26日(第4号) | ||
| 聖日礼拝 | ||
| 第1礼拝司会 : | 宮崎雅之兄 | |
| 第2礼拝司会 : | 梅田典晃兄 | |
| 奏 楽 : | 臼倉ゆり子姉 | |
| 前奏 | ||
| 招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
| 賛美* | 539番 | |
| 祈り | ||
| 交読文 | ヨハネの福音書15章1~12節 | |
| 賛美* | 11番 | |
| 牧会祈祷牧師 | ||
| 賛美* | 310番 | |
| 聖書 | マルコの福音書14章10~21節 | |
| 説教 | 「ユダの裏切り」齊藤師 | |
| 献金 | 338番 | |
| 頌栄* | 541番 | |
| 祝祷*牧師 | ||
| 報告 | ||
| 後奏 | ||
| (*の部分はご起立下さい。) | ||
「ユダの裏切り」
牧師 齊藤 耕
イスカリオテのユダは、金と引き換えに主イエスを裏切り、祭司長たちに引き渡す約束をした。さて、種なしパンの祭りの最初の日、すなわち、過越の子羊を屠る日に、主イエスは過越の食事ができる場所を用意するように弟子たちを遣わされた。過越の食事は、イスラエルの民がエジプトを脱出するときに子羊の血が家の鴨居に塗られることによって神のさばきが過越されたことを記念したものだ。主イエスは、ご自身の十字架の死が、過越の子羊のように犠牲となり、信じる人々に救いを与える神のご計画を知っておられた。
さて、夕方になり主イエスと12人の弟子たちは、その場所に来られた。そして、食事をしているとき、主イエスはこう言われた。「まことに、あなたがたに言います。あなたがたのうちの一人で、わたしと一緒に食事をしている者が、わたしを裏切ります。」これを聞くと弟子たちは次々に「まさか私ではないでしょう。」と言い始めた。自分は裏切らないとは言い切れなかった。弟子たち一人ひとりの心にも、主イエスを裏切るような思いも潜んでいたからだ。彼らは悲しくなった。
すると主イエスは、「わたしと一緒に手を鉢に浸している者」が裏切る者であると言われた。それは、最も親しいものの中に裏切る者がいることを意味していた。主イエスの心にも悲しみがある。しかし、そのような弟子たちを主は最後の晩餐に招かれた。