2025年4月27日(第17号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 横田 眞兄 | |
第2礼拝司会 : | 風間岳志兄 | |
奏 楽 : | 神野真理姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
交読文 | ヨハネの福音書15章1~12節 | |
賛美* | 19番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 310番 | |
聖書 | マルコの福音書14章53~65節 | |
説教 | 『神の裁きに委ねて』牧師 | |
献金 | 338番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
後奏 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「神の裁きに委ねて」
牧師 齊藤 耕
ゲツセマネの祈りのあと、主イエスは捕らえられ大祭司のところに連れて行かれた。ペテロは遠くから後を追い大祭司の家の庭に入った。さて、そこでは祭司長たち、長老たち、律法学者たちが集まり、宗教議会サンヘドリンが開かれた。議員たちの考えでは、主イエスを死刑にすることで固まっており、その計画を実行のための裁判である。ところが、死刑判決となる証言は得られなかった。多くの者たちが、主イエスに不利な証言をしたが、それらは、一致しなかった。
大祭司はイエスに尋ねた。「何も答えないのか。この人たちがおまえに不利な証言をしているが…」しかし、主イエスは黙ったまま、何もお答えにならなかった。
更に大祭司が、「おまえは、ほむべき方の子キリストなのか。」と尋ねると、主イエスは「わたしが、それです。」と答えられた。そして、「あなたがたは、人の子が力ある方の右の座に着き、そして天の雲とともに来るのを見ることになります。」と言われた。自らが、神の権威をもって人間を裁くために天から来る姿をあなたがたは見ることになると。
大祭司は、これを神への冒瀆と決めつけ、人々にイエスをどうするかと問うた。人々は、主イエスは死に値すると決めた。しかし、主イエスは、父なる神の裁きに委ねて落ち着いていた。そこには、父への信頼があり、かの日に現わされる栄光を見据えた希望と喜びの眼差しがあった。