2025年5月4日(第18号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 熊谷 剛兄 | |
第2礼拝司会 : | 坂井邦雄兄 | |
奏 楽 : | 小室陽子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
主の祈り | 週報をご参照ください | |
賛美* | 66番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 310番 | |
聖書 | マルコの福音書14章66~72節 | |
説教 | 主イエスを知らないと言う牧師 | |
献金 | 298番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
後奏 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「主イエスを知らないと言う」
牧師 齊藤 耕
主イエスが捕らえられて大祭司の家に連れて行かれると、ペテロはあとを追って、その家の庭の中に入った。そこで、主イエスは不当な裁判を受ける。一方、ペテロは下の中庭で火に当たっていると大祭司の召使いの女性が、「あなたも、ナザレ人イエスと一緒にいましたね。」と言った。するとペテロは否定して「何を言っているのか分らない。理解できない」と言った。そして、庭の出口の方に向かった。ペテロは狼狽し曖昧に答えて逃げた。ところが、召使いの女性はついてきたのか、再び「この人はあの人たちの仲間です」と周りの人たちに言い始めた。ペテロは再び否定した。
難を逃れたように思えたが、しばらくすると、又そばに立っていた人たちが、「確かに、あなたはあの人たちの仲間だ。ガリラヤ人だから。」と言った。ペテロは、決定的に尻尾を捕まえられた思いだった。そこで、嘘なら呪われてもよいとして「私は、あなたがたが話しているその人を知らない。」と誓った。するとすぐに、鶏が二度目に鳴き声をあげた。その鳴き声を聞いたときに、ペテロは主イエスが、「鶏が二度鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言います。」と言われていたことを思い出した。そして、ペテロは泣き崩れた。
主イエスは、ペテロのすべてを知っておられた。ペテロの弱さも。しかし、本当は主イエスを愛していることも。