2025年7月13日(第28号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 栗原 豊兄 | |
第2礼拝司会 : | 坂井邦雄兄 | |
奏 楽 : | 田中美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
主の祈り | 週報をご参照ください | |
賛美* | 10番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 310番 | |
聖書 | マルコの福音書15章42~47節 | |
説教 | 「主イエスの葬り」牧師 | |
献金 | 262番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷* | 牧師 | |
報告 | ||
後奏 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「主イエスの葬り」
牧師 齊藤 耕
主イエスが十字架の上で息を引き取られたのは、午後三時だった。安息日を前にして、遺体を十字架から降ろさなければならなかったが、十字架のもとにいた女性たちは、どうすることもできなかった。そこに、有力な議員でありアリマタヤ出身のヨセフという人が来た。彼自身も主イエスの弟子であり、神の国を待ち望んでいたが、ユダヤ人を恐れて、その信仰を現わせないでいた。しかし、このとき彼は勇気を出してピラトのもとに行き、主イエスのからだの下げ渡しを願い出たのである。ピラトは主イエスがもう死んだのかと驚いた…。兵士が確認すると確かに死んでいた。それでも、兵士の一人が、主イエスの脇腹をやりで突き刺した。それから、主イエスの遺体は下げ渡された。
ヨセフは主イエスの遺体をきれいな亜麻布で包み岩を掘って造った新しい自分の墓に葬った。そして、その入り口を大きな石を転がして閉じた。この墓は、やがて自分と家族が葬られるために用意しておいたものだろう。そこに、先駆けて、主イエスを葬ったのである。
マグダラのマリアとヨセの母マリアは、墓の方を向いて腰を下ろし、主イエスが納められるところを見届けた。それから戻り、香料と香油を用意した。
そして、彼らは安息日に入った。主イエスとの交わりを思い起こしながら、やがて、自分たちの行く道も心に留め、安息を過ごしたことだろう。