Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
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2025年8月31日(第35号)
聖日礼拝
第1礼拝司会 :横田 眞兄
第2礼拝司会 :黒羽 徹兄
奏    楽 :神野真理姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番
祈り
主の祈り週報をご参照ください
賛美*15番
牧会祈祷牧師
賛美*310番
聖書詩篇121篇1~8節
説教「都上りの歌」牧師
献金298番
頌栄*541番
祝祷*牧師
報告
後奏
(*の部分はご起立下さい。)

「都上りの歌」

牧師 齊藤 耕 

 この詩編は、巡礼者がエルサレムの都に向って旅をするときに歌われたものである。1~2節は巡礼者自身の言葉。3節以下は、巡礼者を送り出す者か、巡礼者と共に旅をする者の励ましの言葉である。
 巡礼者は、山々を見上げていた。立ちはだかる山々は、巡礼者にとって苦難を意味した。乗り越えていかなければならないものである。しかし、山々を見上げる中で、この天地万物を造られた主なる神から、私の助けは来るという信仰に導かれた。
 3節以下では「守る」という言葉が繰り返される。巡礼の旅には困難があり危険もある。ごつごつとした岩山を歩き、獣や盗賊に襲われる不安もあった。しかし、主は、『まどろむこともなく』ひとときも目を離すことなく、巡礼者を見守り続けておられた。『主は、あなたの右手をおおう陰。』とは、主が、巡礼者の右側に立ち続けておられることを意味する。そして、昼の照りつける日差しも、夜の月も、巡礼者を打つことがなかった。
 7節に入ると、巡礼者への主の守りが、地上の旅にとどまらず、そのすべてに及び、たましいに至る。そして、『主は、あなたを行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる。』と歌が閉じられる。「行くにも帰るにも」とは「入るにも出るにも」という言葉である。それは、礼拝に向かう巡礼者が、古き自分から出て、神様との交わりをめざす新しい歩みへと入って行くことも意味するだろう。

11時25分から第2礼拝をライブ配信します。第2礼拝終了後はその動画(録画)をご覧になれます。


説教の音声をお聞きになれます。
音源(音声ファイル)は上の映像とは別のものです。


【8月の暗誦聖句】
ですから、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。(コリント人への手紙第二 5章17節)
【9月の暗誦聖句】
天は神の栄光を語り告げ 大空は御手のわざを告げ知らせる。(詩篇 19篇1節)