2024年2月25日(第8号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 熊谷 剛兄 | |
第2礼拝司会 : | 栗原 誠兄 | |
奏 楽 : | 臼倉ゆり子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
使徒信条 | 週報をご参照ください | |
賛美* | 11番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 313番 | |
聖書 | マルコの福音書10章23~31節 | |
説教 | 「全能の神に委ねる」牧師 | |
献金 | 291番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「全能の神に委ねる」
牧師 齊藤 耕
主イエスは、弟子たちに言われた。「富を持つ者が神の国に入るのは、なんと難しいことでしょう。」「らくだが針の穴を通るほうが易しいのです。」それは、不可能ということである。私たちは、このみことばをどのように受け止めるだろうか。なぜ、富を持つ者が神の国に入るのは難しいのだろうか。問題は、富そのものよりも、富に支配される人の心である。『神と富とに仕えることはできません。』(マタイ6:24)弟子たちは驚いた。富も神からの祝福である筈。それでは、だれが救われるのか。絶望的に思えた。しかし、この躓きこそ大切なことであった。みことばに向き合い、その厳しさに直面し、本当の自分を知る。自分のうちに救われる根拠がないことを知る。そこでこそ、主イエスのみことばに出会うのである。『それは人にはできないことです。しかし、神は違います。神にはどんなこともできるのです。』
ところがペテロは、自分自身のことも、神の国のことも、まだ理解していなかった。『ご覧ください。私たちはすべてを捨てて、あなたに従って来ました。』その分、何をいただけるのかと見返りを求めた。主イエスは、そのようなペテロを咎めるではなく、本当にすべてを捨てて従って来る者には、その百倍を受け、そして永遠のいのちを受けると教えられた。しかし、先にいる多くの者が後になり、後にいる多くの者が先になるのである。