2024年3月24日(第12号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 宮崎雅之兄 | |
第2礼拝司会 : | 黒羽 徹兄 | |
奏 楽 : | 小澤良子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
主の祈り | ||
賛美* | 67番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
証し下村羽妙姉 | ||
特別賛美 | 142番「さかえの主イエスの」聖歌隊 | |
聖書 | ヨハネの福音書21章1~19節 | |
説教 | 和解と癒し、そして派遣下村師 | |
献金 | 225番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「和解と癒し、そして派遣」
下村明矢師
復活の主がガリラヤ湖で漁をする弟子たちに出会ったときのメンバーは7人。彼らは性格も、モノの考え方も、ばらばらの7人でした。疑り深いトマスと、何でもすぐに信じるナタナエル。考えて分析しそれでも動かぬヨハネと、走ってから考えるペテロ。でもそんなバラバラな彼らを一つの船で送り出す方が主イエスです。主は教会に一致を与え、超自然の共同体にして下さいます。ペテロは11人の中でも熱い弟子でした。が、自分のことをわかっていない弟子でもありました。弟子たちは全員イエスを裏切りましたが、大見栄を切った後の3回の否認と、ペテロの失敗は深刻でした。そんなペテロにイエスは言われます。「あなたの失敗を丸ごとわたしの恵みの中に置きなさい。そうすることであなたは偉大なリーダー、優れた羊飼いになれるから」と。
イエスはペテロに「両手を伸ばして、神の栄光を表せ」とも言われます。それは、十字架そのものであり、同時に、無防備な状態に自分をおいて隣人を愛することを示しました。まさに主イエスがなされたように。ルカ5章でイエスの大漁を経験したときペテロは「私から離れて下さい」と叫びましたが、今回は大漁の魚を見て、彼は服を着たまま水に飛び込んでイエスのところまで泳ぐ者となっていました。私たちも自分の壊れた部分を示された時、「私から離れて下さい」ではなく、ペテロのようにがむしゃらに主に近づき、癒され、遣わされる者になりたいと思います。